看護教育
教育理念
豊かな人間性を備え、優れた看護実践を提供するとともに、
主体的に自己のキャリア開発を目指す看護職を育成する。
キャリア開発システム
当院のキャリア開発システムは、看護師として必要な力を 自分のペースで計画的に身につけるための仕組みです。
今の自分の能力と、これから伸ばすべき力を明確にし、個々に合った教育内容で学びを進めます。
学んだことが実践で発揮できているかは、先輩や指導者が評価し、成長をサポートします。
この学習と評価のサイクルを繰り返しながら、看護師として確かな力を育てていきます。
また、JNAラダーに当院独自のキャリアラダーを組み合わせ、能力開発・評価・キャリア発達を一体的に支援しています。
キャリア開発支援の取り組み
JNAラダーを活用したキャリア開発支援の内容をご紹介します。
キャリアアドバンスシステム
当院では、看護師一人ひとりが成長できるよう、図に示すように 看護実践能力・組織役割遂行能力・自己教育能力 の3つを段階的に積み重ね、渦巻き状に力を広げていくイメージで成長を支援しています。
- 看護実践能力(ニーズ把握・ケア提供・協働・意思決定支援の力)
- 組織役割遂行能力(組織、チームの中で役割を理解し行動する力)
- 自己教育能力(自身を高めるための学習力、自律心、振り返り内省し前に進む力)
-
をバランスよく伸ばす仕組みを整えています。
3つの能力とレベルの定義
- ニーズをとらえる力
- ケアする力
- 協働する力
- 意思決定を支える力
| レベルⅠ | 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する。 |
|---|---|
| レベルⅡ | 標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する。 |
| レベルⅢ | ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する。 |
| レベルⅣ | 幅広い視野で予測的判断をもち看護を実践する。 |
| レベルⅤ | より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する。 |
- 教え育む力
- チームで働く力
- 改善する力
| レベルⅠ | 組織の一員としての役割が理解でき、部署の目標達成にむけて基準や手順を遵守した行動がとれる。日々の看護業務においてチームメンバーとして役割を遂行できる。 |
|---|---|
| レベルⅡ | 組織の一員としての役割が理解でき、部署の目標達成にむけて基準や手順を順守した行動がとれる。看護チームにおいてメンバーシップを発揮する。 |
| レベルⅢ | 所属する部署で、組織的な役割が遂行できる。看護チームではチームリーダーやコーディネーター、係として要求される役割を遂行できる。 |
| レベルⅣ | 所属する部署で、専門的な能力を必要とされる役割、または、指導的な役割を遂行できる。部署の課題が明確化できる。 |
| レベルⅤ | 部署を超え、看護部や病院から求められる役割を遂行できる。部署の課題に対し、具体的解決を図れる。 |
- 学び続ける力
- セルフコントロール
- 内省力
| レベルⅠ | 自己の課題を指導によって発見し、自主的な学習に取り組むことができる。ストレスと向き合い、助言を得て、前向きに考える。自己の行動・出来事を振り返り意味づける。 |
|---|---|
| レベルⅡ | 自己の課題を明確化し、達成に向けた学習活動を展開することができる。ストレスがかかっても自己の感情を理解し冷静に対応を考える。自己の実践を振り返り意味づける。 |
| レベルⅢ | 既存の研究成果を取り入れて自己の学習活動に積極的に取り組むとともに、他者への教育を通し、指導能力の向上が図れる。常に冷静な議論や対応を行い、自己の実践や改善に取り組む。 |
| レベルⅣ | 看護の専門性を高め自己の学びを自部署の運営に活用すると共に、ロールモデルとなることができる。困難な状況でも冷静な議論や対応を行い、実践を多様な観点から振り返り改善につなげる。 |
| レベルⅤ | 専門領域や高度な看護技術等についての自己教育活動を展開することができる。自部署における教育的役割がとれる。あらゆる場面でも冷静に働きかけ、実践を多様な観点から振り返り、より良い成果となる行動につなげる。 |
レベル別サポート体制
CSSセンター
臨床現場を支える実践的トレーニングセンター
看護師や医師をはじめ、すべての医療スタッフの教育トレーニング施設として開設したCSSセンター。
24時間365日利用可能なので、いつでも練習ができ安心です。
幅広い看護技術を磨ける設備を完備
各種シミュレーション機器が設置され、採血や静脈・筋肉注射、呼吸音聴診、導尿などさまざまな手技のスキルアップをはかれます。