ACGME-Iとは
ACGME(Accreditation Council for Graduate Medical Education)は、日本の専門医機構に相当する機関で、厳格に各科の研修プログラムの監査を行っております。ACGME International(ACGME-I)はACGMEの国際部門で、米国内での成功モデルをもとに、国際基準に沿った卒後医学教育プログラムを提供・認定しています。どちらの組織も卒後医学教育システムの質向上を目指し、よりよい医療を提供できる医師を増やすことを理念としています。認証審査はプログラムやカリキュラムといった教育の質に関わるもの、指導体制といった教育環境が整っているかどうか、安全に学べる労働環境が整っているかなど、多岐にわたって厳格な審査が行われます。ACGME-I は他にも国際医学教育に関する研究や、世界規模での指導医養成を牽引しています。2024年末までに、12カ国の23施設を認証してきた実績を誇り、日本では亀田総合病院が初めての認証となります。
ACGME-I 国際認証の取得により、亀田メディカルセンターは卒後医学教育の質と体制を飛躍的に強化しました。国内外から集うレジデントやフェローに向けて、幅広く実践的で、人間性を尊重した教育環境を整備。私たちの教育は、国内基準を超え、世界水準に準拠しています。