定員:若干名

プログラム基本情報

循環器内科の領域は虚血性心疾患、不整脈、心不全、構造的心疾患、肺高血圧、下肢動脈疾患、心臓リハビリテーションなど多岐にわたります。循環器専門医を目指す初期段階では一部の専門性に絞ることなく幅広い多くの臨床経験、多方面の知識に触れることが最良と思われます。

当院は南房総全域の循環器疾患を担っており、幅広いだけでなく、稀有な症例も集約されるため、循環器内科医としての基本を習得するには良い環境です。また先進医療の施設認定を広くカバーし、最新の不整脈、虚血性心疾患、末梢血管インターベンション、経皮的心臓構造疾患治療、経皮的循環補助デバイス等の国内最先端の治療の多くを当院で経験できます。急性期治療では複数の科との協力のもとIMPELLAやECMOを含む集学的治療も経験できます。

また当院では上級医指導体制のもとで積極的に発表・論文化を推奨しており、希望者には国内外問わず様々な学術体験の機会を提供しています。医師の出身大学は様々で、学閥は全くなく自由な雰囲気で研修ができます。3年間のプログラム終了後は、当院や関連施設での勤務はもちろんのこと、国内・国外留学や大学院など各医師の希望に応じたキャリア形成を積極的に支援します。

2024年度は12名の指導医、7名の専行医、月2-4名程度の初期研修医が当科に所属し、研鑽を積んでいます。 個人のスキルを磨くだけでなく、チームとして助け合いながら成長していけます。循環器内科は忙しい科であることは間違いありませんが、長期休暇、定期的な平日公休制度を奨励、また2023年度は6名の男性医師が育休を取得するなど、個人の生活を尊重した働き方を支持しています。

医師のみならずかかわるすべての人の協力体制を重んじています。他者を尊重できる方を条件に当院の一員となっていただける方を広く募集いたします。 尚、教育環境の性質上、募集人数には上限があることをご了承ください。

プログラム詳細