救命救急科の診療看護師にインタビューしました!
年齢や疾患に関わらず、幅広い患者さまに対応できるようになりたいと思ったのがきっかけでした。
働いている中で、救急外来に来た患者さまはまずトリアージ(重症度・緊急度判定)を行います。
「なぜここに来たのか」「今、何が困っているのか」
「外来でそのまま診て良いのか」「緊急性が高いのか」
といったことを自分で発想し判断する経験を通して、よりしっかり学びたいと考えるようになりました。
亀田総合病院を選んだ理由としては、診療科が多く、救急で対応した患者さまのその後を自分の目で見届けることができる点が魅力でした。
また、教育体制も充実していて、NP(Nurse Practitioner、診療看護師)も専攻医と同様にローテーションが可能で、希望した診療科で学べる体制が整っています。
各診療科でしっかりとした教育を受けることができ、自分の将来像や学びたい内容に合わせて選択できるのは大きな魅力です。
学び方そのものも常勤の先生が教えてくださり、初期研修医の先生方と一緒に学ぶことができる点もとても良い環境だと思います。
問診や身体診察を通して患者さまの状態を把握し、入院が必要か、帰宅できるかといった患者さまの転帰(てんき)を考える経験を積むことができます。
もし帰宅する場合は、その後どうしたらよいかなどを、以前。救急外来の看護師として働いていた時以上に、ご本人やご家族とじっくり時間を取って話ができるのが魅力的です。
また、患者さまへの対応だけでなく、状態のアセスメントを行う経験も積ませていただいており、救急センターだけでなく他の部署でも、そうした経験を生かして活動できたらと考えています。
看護師さんへの教育にも少しずつ協力できたら良いなと思っています。
救急科の先生方は外科出身や内科出身など様々なルーツをお持ちで、論文の読み方まで丁寧に教えてくださる先生が多く、とても魅力的な環境です。
先生方それぞれの視点から、患者さまの見方を学べるのはとても勉強になります。
専攻医の先生方も熱心で、学び方やプレゼンの方法、勉強の進め方なども優しく教えてくださいます。
患者さまが入院してから退院まで、さらに退院後の生活まで長期的に関わることができます。
そのため、医学的な視点とは異なる、看護師としての視点で、より長期的に関わることができる点に魅力を感じています。
ケアの継続性を高めたり、切れ目のないケアを提供することが可能になると感じています。
NP(診療看護師)同士が協力して、より良いケアを実践していけたらと思っています。
亀田総合病院は、医師・多職種ともに人数的にも環境的にも非常に恵まれた環境だと感じています。
この環境の中で、診療看護師だからこそできることを模索していきたいです。
たとえば、外来に来た患者さまのフォローアップや、急変前の早期対応など、病棟や診療科を越えて診療看護師同士で協働できる仕組みをつくっていきたいと考えています。
診療看護師のインタビュー動画をYouTube動画でも紹介中!