職場について中央滅菌室

中央滅菌室の紹介

滅菌(めっきん)とは?

院内全ての部署で使用される診療器械の洗浄・滅菌を行うことです。

各診療部門に共通する仕事を中央化し、
安全に
正確に品質管理(洗浄・点検・滅菌)
を行い診療看護に必要な器具器材を供給しています。

滅菌の仕事

  1. 洗浄
    手術に使用した器械数量のカウントを行います。汚れが取れやすいように分解します。自動洗浄機で洗浄します。
    全自動洗浄機3台、内腔器械専用洗浄機5台、ロボット手術器械専用洗浄機1台を有しています。
  2. 器械点検
    洗浄後、汚れ有無・分解した器械の再組立・必要な数量を確認しながらのセット組みを行います。
  3. 滅菌
    器械を包装し、自動滅菌装置で滅菌を行います。
    滅菌の種別は高圧蒸気滅菌・エチレンオキシドガス滅菌・過酸化水素プラズマ滅菌の3種類を用いています。
    高圧蒸気滅菌9台・エチレンオキシドガス滅菌2台・過酸化水素プラズマ滅菌4台を有しています。
  4. 滅菌完了確認
    滅菌完了後、色が変化するインディケーターを用いて無菌を保証します。
    同時に菌の入ったアンプルも滅菌し、培養後、菌の増殖が無い事を確認し無菌を保証します。滅菌供給する全ての物の無菌を保証し提供しています。
洗浄
洗浄
機器点検
滅菌

実績

・院内全ての器械の滅菌を行っており、1日約250~350の器械セットを滅菌しています。

・履歴管理システムを独自に開発し、器械の使用履歴管理を実施しています。

My Story 〜先輩の声〜

直接患者さまと関わることはありませんが、滅菌された器具を提供し、安全な医療行為を支えるという大切な役割を担っています。間接的ではありますが、患者さまを守れることに大きな責任感とやりがいを感じています。
業務は「組み立て」と「滅菌」の2つがあり、週ごとにローテーションします。「機械組」とよばれる作業では、他社から借用した特殊な機械の組み立ても行います。私は細かい作業が得意なので、この業務が自分に向いていると感じています。

滅菌業務は外からは見えにくい仕事です。しかし、医療現場を裏方として支えている実感があり、誇りを持てる仕事だと思います。職場にはさまざまな機械があり、多様な作業ができる環境が楽しいです。特に集中力や手先の器用さが求められるため、そうした作業が好きな人には向いている仕事だと感じます。
最近では、自分が頼られる先輩になれるよう努力しています。質問されたときにすぐに答えられるように、また、先輩から受け継いだ知識や技術を次の世代へ伝えていける存在になりたいです。将来的には資格取得も視野に入れており、「もっと現場で活躍できる自分」を目指して日々成長を続けています。

〈1日の業務の流れ(スケジュール)〉

【勤務時間】
シフト制(実働8時間/休憩1時間)
(1)8:00~17:00
(2)11:00~20:00
(3)13:00~22:00
(4)15:00~8:00 ※夜勤(月2回程度)

※当番制で緊急時対応のため拘束(待機)日があります。
(月1〜2回程度 土日祝 17:00〜18:00)

8:00~17:00の場合

8:00 出勤、病棟・外来器械の洗浄、手術器械の洗浄、組立、滅菌(17:00まで)
10:00 朝礼、病棟・外来器械の組立、滅菌
11:00〜13:00 交代で1時間休憩
13:00 歯科外来器械の洗浄
14:30 歯科外来器械の組立、滅菌
17:00 退勤

研修プログラム

未経験でも安心! 実践的な指導と外部研修とで、確実にスキルアップできる環境が整っています。

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