手術室テクニシャン(オペテク)

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亀田総合病院では事業拡大につき手術室支援のスタッフを急募しています。
Surgical technologist、通称「オペテク」の仕事は、外科医や麻酔科医、看護師などのサポートをし、手術を円滑にすすめることです。
応募資格は高卒以上、資格経験不問。未経験者歓迎! 教育研修はしっかりサポートします。

手術室テクニシャン(オペテク)の仕事

オペテクに期待していること

 Surgical Technologist、通称「オペテク」の仕事は、外科医や麻酔科医、看護師などのサポートをし、手術を円滑に進めることです。
 この仕事に求める人物像を聞かれたとき、私はいつも「野球部のレギュラーではなく、補欠」と答えています。手術の状況を俯瞰し、必要に応じてチーム医療が円滑に進めるような行動が求められるオペテクの仕事にぴったりだと考えています。当院の外科医は柔和な人が多いですが、難しい手術で集中している医師はときとして厳しい態度になることがあるかもしれません。そうしたときもへこたれず、辛抱強く対応できる人こそが、安全に手術を行うために欠かせない大切な存在となっていくのです。
 米国でもオペテクは成長性の高い仕事として注目されています。キャリアプランも様々で、看護師の資格習得を目指し、実際に看護師となった人や、フレキシブルな勤務シフトを生かしてひとり親で頑張っている人もいます。もちろんオペテク一筋で活躍する人も大勢います。
 百聞は一見にしかず、まずはぜひ亀田の手術室に見学にお越しください。お問い合わせもいつでも大歓迎です。

手術センターの魅力

多職種が連携しながら活躍

医師や看護師だけでなく、薬剤師やME(臨床工学技士)など、多職種がチームとして働く環境です。職種の垣根を越えた連携が強みです。

最先端の資料現場でスキルを磨く

ロボット支援手術「Da Vinci」など、最新の医療機器を駆使した手術をサポート。先進医療の最前線で、貴重な経験を積むことができます。

充実した教育プログラムで成長をサポート

未経験でも安心! 手厚い研修と実践的な指導で、確実にスキルアップできる環境が整っています。また、近隣の中学、高校を対象に体験学習も行っています。

感染対策にも対応したB棟第2手術室

感染症(空気感染)にも対応 B棟第2手術室

2022年4月に運用を開始したB棟第2手術室(5室)は、従来の手術センターと同じフロアに設置されています。国際基準に見合った感染症対策を施した手術室2室を含み、あらゆる手術に対応できる環境を整えています

感染症対策を施した手術室は、陰陽圧をコントロールすることにより汚染された空気を逃がさない一方で、手術室内は清潔な空気が保たれるよう設計されています。扉を閉じることにより、他の手術エリアからは完全に独立します。
コントロール室ではすべての手術室の様子が確認できるほか、各手術の状況や患者さまのバイタルをチェックすることもできます。

手術センターの概要

救命救急センターや総合周産期母子医療センターを持つ亀田総合病院では地域の基幹病院として、新生児から大人まで幅広い手術を行っています。地域からの患者さまだけではなく、東京など首都圏のほか、島々にお住いの方や新生児などがドクターヘリで搬送されてくることもあります。

亀田総合病院手術室

手術室 24室
年間手術件数 10,340件(うち緊急手術1,254件)

亀田クリニック手術室

クリニック手術室数 4室
年間手術件数 3,302件(うち緊急手術90件)

My Story 〜先輩の声〜

 元々は滅菌室勤務で、オペに使う器具や器材の洗浄や消毒、滅菌をしていました。オペテクになったきっかけは人事異動でした。滅菌室で準備をしていた器械が実際にオペに使われているのを見て、おもしろいなと感じています。
 一方で実は手術はいまだに「怖いな」と思っています。ミスのひとつが患者さまの命に直結する現場で働いているから無理もないことだと思います。しかしこの「怖い」という気持ちこそが、ミスをしないよう、また事故を起こさない緊張感にも繋がっているので、なくしてはいけない気持ちだと思っています。
 25年以上のベテラン。オペテクとなったきっかけはNICU(新生児のための集中治療室)で看護助手をしていたときに「テクニシャンになってみない?」と当時の看護部長に声をかけてもらったことでした。
 子育てとの両立は大変ですし、立ち仕事なので足がパンパンになることもありますが、やはりこの仕事が好きという気持ちが長く続いている理由だと思います。医師とのコミュニケーションを通じて仲良くなったり、信頼をされるのはとてもうれしいです。手術で指名してもらえることも増えました。病気をもっとよく知るために勉強することもあります。自分にあっている仕事なのだなと感じます。
 将来のことなど特に考えていなかった高校時代、先生に「この仕事、あうんじゃないか?」と言われてオペテクの世界に飛び込みました。オペテクとして数年間働いたのち、この分野の仕事の幅を広げたいという思いや周囲の勧めもあり、亀田医療技術専門学校に進学しました。
 学校では解剖生理を苦手としている学生が多い印象でしたが、そこはオペテクとして得た知識を活かすことができました。現在は看護師として手術室に再び配属され、仕事の幅が広がったことはもちろん、より理解を深めながら患者さまと関わることができるようになりました。ステップアップ出来たことに喜びを感じる一方、大変さも感じながら働いています。

募集要項

職種名 手術室テクニシャン
雇用形態 正職員(正社員)
仕事内容

・手術室内での医師・看護師のアシスタント業務
・手術で必要な機材の準備、後片付け等
・手術の症例別必要物品のリスト作成など

※未経験者歓迎!教育研修はしっかりサポートします。
※規定カリキュラムを受講し、院内認定資格を取得することで、准看護師相当の処遇になります。

応募資格 高卒以上、資格経験不問
給与

186,250円~200,000円
※経験・能力により優遇いたします

賞与 年2回(7月・12月)
昇給 年1回
通勤手当、住宅手当、家族手当(規定により)

その他 詳しくは 亀田グループ 求人サイト 手術室テクニシャン募集 ページへ