医療関係者向け特集記事薬剤テクニシャン

薬剤テクニシャンの紹介

亀田メディカルセンター薬剤部には、薬剤師が約100名、薬剤テクニシャンが約70名、事務員が6名在籍しており、薬剤テクニシャンは亀田クリニック、亀田総合病院で主に業務を行っています。
薬剤テクニシャンは、薬剤師の指示の下で各種薬品の調整業務や業務集計・資料作成などのアシスタント業務を行い、薬剤師の補助を担っています。また、調剤済み薬品の配薬カートへのセットなど一部看護師業務の補助も担っています。
業務内容は多岐に渡っており、患者さまの命を支え、助ける薬品を扱うという責任の重い仕事ですが、医療に関わる仕事をしたいと考えている方には大変やりがいのある職場です。

薬剤テクニシャンとは?

当院では、薬剤部認証として薬剤テクニシャン制度を導入しており、充実した研修カリキュラムや薬剤師による評価、年齢の近い年上の先輩が新入社員をサポートしたり相談にのったりする体制などにより安心して業務が行える環境を整備しています。
薬剤テクニシャンが薬剤師業務の補助を行うことで薬剤師がより専門性を活かす業務へシフトできるようになり、結果として患者さまへよりよい医療を提供することへ貢献しています。
※欧米のようなテクニシャン制度は日本にはなく、また薬剤師と違って国家資格のような資格はありません。亀田メディカルセンターでは、以前より薬剤テクニシャンが従事していましたが、厚生労働省より平成31年4月2日に発出された「調剤業務のあり方について」において、薬剤師が調剤に最終的な責任を有するということを前提として、薬剤師以外の者(薬剤テクニシャン)に実施させることが可能な業務の基本的な考え方について明記されました。

薬剤テクニシャンの業務内容

内服・外用薬部門

・薬品の取り揃え等
・薬剤師の最終確認が終了した薬品を袋に詰める作業および払い出し
・調剤済み薬品の配薬カートへのセット
・外来薬局窓口における患者さまへお薬のお渡し
・医師や看護師からの電話問い合わせの対応
・調剤機器のオペレーションおよびメンテナンス
・納品された薬品の薬品棚への補充
・返品薬の整理

注射薬部門

・薬品の取り揃え等
・薬剤師の最終確認が終了した薬品の払い出し
・注射薬カートへのセット
・調剤機器のオペレーションおよびメンテナンス
・病棟在庫薬の取り揃えおよび補充
・返品薬の整理
・手術室で使用する麻酔トレーの薬品セットの補助
・手術室で使用した薬品のコスト伝票作成の補助

その他

・薬品の在庫管理および発注の補助
・薬品関連データの業務集計
・議事録や文書などの作成、保管
・患者さま説明用資材の在庫管理

研修内容

入職後4カ月間(前期)は薬剤部内の入院と外来部門、内服・外用薬の調剤部署と注射薬の調剤部署を月単位で順番に回り研修します。 5カ月目以降(後期)は、研修した部署をもう一度月単位で順番に回り習熟度を高めるのと合わせて薬剤部内の各部署を回り、業務内容を把握できるようにスケジュールを組んでいます。
最終的に薬剤師による最終評価を受け、研修後は部署配属となり配属された部署で主に業務を行います。

入職者の研修スケジュール

先輩職員にインタビュー

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募集要項

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