耳鼻咽喉科専門医研修プログラム

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定員:1名

プログラム基本情報

耳鼻咽喉科医師としての人格の涵養に努め、耳、鼻・副鼻腔、口腔・咽頭・喉頭、頭頸部腫瘍の全ての診療分野において幅広い知識と臨床能力を習得し、「国民に安全で安心な標準的医療を提供できる」耳鼻咽喉科専門医を育成することを目的とする。基幹研修施設である当院と、東京大学医学部附属病院をはじめとする30関連研修施設において、それぞれの特徴を生かした耳鼻咽喉科専門研修を行い、日耳鼻研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験する。プログラムに定められた研修の評価は施設ごとに指導管理責任者(関連研修施設)、指導医、および専攻医が行い、プログラム責任者が最終評価を行う。4年間の研修修了時にはすべての領域の研修到達目標を達成する。さらに、4年間の研修中、認定されている学会において学会発表を少なくとも3回以上行う。また、筆頭著者として学術雑誌に1編以上の論文執筆・公表を行う。研修の評価や経験症例は日耳鼻が定めた方法でオンライン登録する。

プログラム責任者からのメッセージ

耳鼻咽喉・頭頸部外科 耳鼻咽喉科部長 明石 健

耳鼻咽喉科は、聴覚や嗅覚などの感覚器、発声、構音、嚥下などQOLに大きく関わる器官を扱う分野です。病気を治すことだけでなく、患者さんの生活背景や価値観などを含めた広い視野での医療が求められます。また、小児から高齢者まで対象となる患者層が広いのも特徴です。
当院では、南房総地域の基幹病院という性格上、地域で発生したほぼすべての耳鼻咽喉科疾患を扱うのが特徴となっています。上気道炎やアレルギー性鼻炎などのcommon diseaseから、鼻出血や頸部膿瘍といった救急疾患、さらに頭頸部がんの集学的治療、鼻副鼻腔内視鏡手術、中耳炎手術、嚥下機能手術などの専門性の高い疾患まで経験することができます。

プログラム詳細