外来薬剤師研修コース

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外来薬剤師研修コースについて

亀田クリニックでは2017年より薬剤師外来を実施しており、現在は周術期における術前外来、炎症性腸疾患専門外来における薬剤師外来、リウマチ膠原病アレルギー内科における薬剤師外来を実施しています。病院や保険薬局の薬剤師を対象に、調剤だけでなく外来における医薬連携、チーム医療を実践できる薬剤師の養成を目的とした研修です。

研修の内容

研修期間:1年間(期間や頻度については応相談)

 
1ケ月目
2ケ月目
3ケ月目
4ケ月目
5ケ月目
6ケ月目
7ケ月目
8ケ月目
9ケ月目
10ケ月目
11ケ月目
12ケ月目
必須
研修
患者指導薬剤研修
外来診察、
薬剤師外来見学
学校薬剤師見学
自己注射指導研修
(バイオシミラーを含む)
希望研修:システム・マスター管理研修
希望:地域連携(在宅、浜荻クリニック、亀田ファミリークリニック館山見学)
調剤業務研修
臨床
研修
(1~2つを選択)
免疫薬剤師外来
外来診察見学
薬剤師外来見学
患者面談・指導
カンファレンスの見学
薬剤師外来業務、自己注射指導業務
カンファレンスの参加
薬剤師外来業務、自己注射指導業務
周術期薬剤師外来
外来診察見学
薬剤師外来見学
患者面談・指導
カンファレンスの見学、
手術室業務見学
手術見学、術前後見学(各1回)

術前外来業務研修、
手術室業務研修、
術前後業務研修
カンファレンスの参加
術前外来業務研修、手術室業務研修、
術前後業務研修
糖尿病外来
外来診察見学
支援外来見学
入院指導見学
カンファレンスの見学、患者面談
指導(自己注射、持続皮下インスリン注入療法、血糖自己測定、
持続グルコースモニタリング)
自己
研鑽
処方解析(月1回)、論文紹介:ジャーナルクラブ(月1回)
研修内容の報告会、症例報告(2ヶ月に1回)、認定・専門の症例作成(適宜)
学術
 
研究を始めるための準備
(リサーチクエスチョン)
研究申請、データ収集
学会発表準備
学会発表
論文作成
研修の
まとめ

※臨床研修では医師と薬剤師の両方の視点から研修を行う

薬剤管理部長より

近年では入院患者だけでなく保険薬局においても、医師とのチーム医療、薬薬連携、および地域連携等、薬剤師の職能が広く求められています。特に慢性疾患においては外来診療が中心であり、外来や保険薬局において薬剤師に求められる責任は大きくなっています。薬剤師が質の高い薬物治療を提供するためには、医師の診察から処方までのプロセスを理解することが重要になります。
亀田メディカルセンターでは経営管理・臨床業務に堪能な薬剤師を育成するためのTTSP-PPR(Transdisciplinary Transition Support Program Pharmacy Residency,新人の過渡期を支援するプログラム:実務薬剤師レジデンシー)の2年間プログラムを導入していますが、この度外来に特化した短期間の研修プログラムを作成しました。亀田クリニックにおける薬剤師外来の研修を通して医師と携しながら薬物治療を実践できる薬剤師を目指し、皆さんの応募をお待ちしています。

(医療管理本部 薬剤管理部 部長 、亀田総合病院 薬剤部 部長  舟越 亮寛)

お問い合わせ

〒296-8602 千葉県鴨川市東町929
TEL:04-7092-2211(代)
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 薬剤部 平田一耕