亀田メディカルセンターの初期研修は、厚生労働省の規定に準拠していますか?

はい、厚生労働省の規定に基づいたスーパーローテート研修です。
(参考:医師臨床研修マッチング協議会

病院見学や実習に参加していないと、受験資格は得られないのですか?

病院見学なしでも、初期研修医応募・受験は可能です。ただし、見学や実習をして頂ければ、当院のこと(環境や研修内容)を知って頂けますし、将来研修する病院を決定する参考になると思います。機会があれば一度見学をお勧めします。

貴院の受験資格は、特に年齢や性別、国籍、国試浪人中など関係しますか?

年齢や性別、国籍、国試浪人中などは、受験資格には関係しません。当院の初期研修医応募資格を満たしていれば、受験可能です。

マッチング中間発表の際、順位の変更などありましたか?

昨年度は順位の変更は行いませんでした。

マッチング希望病院登録前に事前に内定通知などがあるのでしょうか?

事前の内定通知などは行っていません。コンピューターマッチングにより採用決定した方に、マッチング終了後、内定通知および誓約書を郵送します。

「決まった大学から何名採用枠がある」、「国立大学しか採用されない」などという噂がありますが・・・?

決まった大学からの採用枠はなく、国立・私立大学の別も全く関係ありません。
参考までに、2024年度初期研修医採用者の出身大学統計(50音順)を示します。

【1年次生】
北里大(2名)・岐阜大・京都府立医大・慶應義塾大(2名)・島根大・順天堂大・昭和大(2名)・東海大(2名)・東京医歯大(3名)・東邦大・東北大・長崎大・奈良県立医大・新潟大・兵庫医大・三重大・横浜市立大・琉球大
計24名

【2年次生】
秋田大・岡山大(2名)・鹿児島大(2名)・北里大・杏林大・慶応義塾大・国際医療福祉大(2名)・滋賀医大(2名)・昭和大・順天堂大・東京女子医大・東北大(2名)・徳島大・富山大・長崎大・日本医大・弘前大・北海道大(2名)
計24名

推薦状は必須ですか?大学の教官に書いてもらわなければだめですか?

推薦状は必須ではありません。推薦者は大学教官や医療従事者でなくても構いません。あなたのことをよく知っている人に、書いて頂いて下さい。

2年間の研修中、外来研修はありますか?(亀田初期研修プログラム、亀田小児科産婦人科プログラム)

救急外来・クリニック外来研修があります。

■救急外来研修
平日(月~金)、土曜
17:00~22:00
日祝日
日勤 8:00~17:00、準夜勤 17:00~22:00

■クリニック外来研修(総合内科外来)
2年次 土曜日午後・半日 /月1~2回程度

初期研修医を修了し、後期研修医として継続研修をすることは可能ですか?

Translationalなカリキュラムを目指しており、初期研修と後期研修は連携を強めたものとなっています。したがって、初期研修を修了した人は、基本的に後期研修医として継続研修が可能です。

初期研修医を修了し、その後の進路状況はどうなっていますか?

初期研修医を修了した研修医の進路状況は以下のとおりです。

  2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
当院・関連施設で引き続き専攻医として研修をする 10名 13名 9名 9名 10名 11名 13名 13名 13名 15名
他施設、大学へ 11名 9名 13名 14名 14名 15名 11名 10名 10名 8名
入職する前に2年間のローテーションを決めると聞きましたが、ローテーションはどのようにして決めていくのでしょうか?

マッチングにより採用内定が決定後、聞き取り調査という形で、メンター(志望診療科の指導医など)と相談しながら2年間のローテーションを決めていきます。

初期研修医として研修を開始してから、将来の志望診療科が入職した時の志望科と変わってしまった場合、ローテーション変更は出来るのでしょうか?

その時点で、卒後研修センター長もしくはメンターなどに相談してください。新たな目標に向けて柔軟にプログラム変更を行います。

研修環境・設備などについて教えてください

皆さんが充実した研修生活を過ごせるように、卒後研修センターには7人の専属サポートスタッフが常勤しています。
研修医オフィスは研修棟という建物にあり、各自の机、本棚、ロッカーはもちろん、電子カルテ端末も複数配置されており、無線LAN(接続無料)完備です。ユニットバス付きの仮眠室(1室2名)が6室あり、コアレクチャー・各種講義・レジデントミーティングが行われる研修室もあります。
また、卒後研修センター長オフィス、卒後研修センターオフィスも同じ建物内にあり、何かあったときにすぐ相談が可能です。
UpToDate、Dynamed、ClinicalKeyは院内の全電子カルテ端末からアクセスすることが出来ます。研修棟の隣には図書館のある教育棟があり、救急センターも歩いて1分の距離です。

研修中に、英語を話す機会はどのくらいありますか?

品質管理部長 Mr.Antonio Silva Pérezが常駐し、海外からの医学生やレジデントのelective受け入れも積極的に行っています。亀田メディカルセンターでは英語を話す機会に事欠きません。また、希望する研修医は、自由選択期間を用いて、1か月の海外研修を行うことも可能です。全メディカルスタッフ対象の病院英会話教室も、定期的に開催されています。

地域ジェネラリストプログラムとは、どういうものですか?

地域ジェネラリストプログラムとは、地域医療に関心があり、内科系診療科のサブスペシャリストではなく、プライマリケアの専門家を目指している皆さんのためのプログラムです。主に中規模~小規模病院でジェネラリストとして勤務ながら、後進の教育を行うことの出来る医師や診療所で勤務する家庭医の育成を目標としています。

地域ジェネラリストプログラムで養成するプライマリケア医と、亀田総合病院の総合内科で養成する総合内科医との違いを教えて下さい。

亀田総合病院の総合内科は、①大病院で働く内科ジェネラリストを目指す医師、②内科サブスペシャリストを目指す前に、内科を広く深く研修しておきたい医師、③大病院での教育者を目指す医師に向いているプログラムです。このような目標の医学生の方は、亀田初期研修プログラム(内科コース)での応募をお勧めします。

亀田メディカルセンターの3つの初期研修プログラム間の、併願は可能ですか?

併願は可能です。初期研修申込書の志望プログラム欄に志望順位を記載して下さい。

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