救命救急科の専攻医にインタビューしました!

救命救急科のチーム体制は?
実業務はシフト制なので、必ずこの構成とは限りませんが、
基本的に亀田総合病院の救命救急科は「屋根瓦方式」になっています。指導医・専攻医・初期研修医の3部構成が多いです。
初期研修医や私たち専攻医も患者さまに必要な治療を考えていきます。
迷った時は初期研修医→専攻医→指導医の順に確認が取れる体制です。
相談できる体制が整っているのが、私にとってとても良い環境だと感じます。
救命救急科の専攻医ではどんなことをする?

指導体制とは少し異なりますが、「レジデントディ」という取り組みがあります。
月に2回程度開催し、1日かけてレクチャーや日々の業務課題を振り返ります。
専攻医同士の学びと成長の場としています。
月に2回程度開催し、1日かけてレクチャーや日々の業務課題を振り返ります。
専攻医同士の学びと成長の場としています。
レジデントディってどんなことをするの?
日々の業務でわからなかった症例や、初期研修医への指導で感じた課題を専攻医同士で共有します。また、3ヶ月・6ヶ月後にどんな救命救急医になりたいかを考え、そのための課題をお互いに共有しながら振り返ります。
ある意味、自分自身に問いかける場でもあります。
1年目の専攻医の疑問に、3年目の専攻医が「私もそこは悩んだ」と共感してくれることもあります。
「ここまでできたから次はこれに挑戦しよう」と具体的な目標設定がしやすくなるのも特徴です。
忙しい中でも振り返る時間を持てるのは、亀田救急の大きな魅力だと思います。
専攻医の間にどんな経験が積めますか?
専攻医はICU(集中治療室)でのローテーションが必須です。
その他にも自分で希望して、私は1年目の時にどうしても麻酔科の手技を学びたいと思い、麻酔科の先生にも救急の先生にも 相談した上で、勉強させてくださいと行かせて頂いたこともあります。
救急だと感染症は切っても切り離せないので、感染症科の勉強を希望して 感染症科に集中している先生もいらっしゃいます。
また経験したあとは、お互いに"こういったことを学んできたよ”といった共有もできるので、それぞれの働き方を認めているからお互いに勉強できる環境かなとも考えています。
その他にも自分で希望して、私は1年目の時にどうしても麻酔科の手技を学びたいと思い、麻酔科の先生にも救急の先生にも 相談した上で、勉強させてくださいと行かせて頂いたこともあります。
救急だと感染症は切っても切り離せないので、感染症科の勉強を希望して 感染症科に集中している先生もいらっしゃいます。
また経験したあとは、お互いに"こういったことを学んできたよ”といった共有もできるので、それぞれの働き方を認めているからお互いに勉強できる環境かなとも考えています。

亀田の救命救急科で過ごしてみてどうですか?
入職して良い意味で驚いたのは、現在の救急のレジデントディのプログラムに、緩和ケアの先生とのディスカッションやシミュレーションが組み込まれていることです。たとえば、心肺停止の患者さまをどのようにROSC(自己心拍再開)させるか、その後どのように管理するかをシミュレーションします。
さらに、その状況でご家族や関係者にどのように説明するかも緩和ケアの視点から学びます。
緩和ケアの先生とディスカッションをする中で、「この言い方の方が伝わりやすいかもしれない」など、患者さまやご家族に配慮したコミュニケーションを実践的に学べるのは貴重です。

どうしてこの治療を拒否されるのか、患者さまの背景や思いまで落ち着いて考えられる場が用意されているのは、亀田救急ならではの特徴だと思います。
急変時に「この方に何が起こったのか」を説明する場面では、緩和ケアの考え方を理解していることが大きな力になります。
私自身、こうした配慮ができることが良い救急医の資質の一つだと感じています。
急変時に「この方に何が起こったのか」を説明する場面では、緩和ケアの考え方を理解していることが大きな力になります。
私自身、こうした配慮ができることが良い救急医の資質の一つだと感じています。
どんな救急医を目指せる環境ですか?
亀田の救急は、特定の分野に特化しているわけではありません。
むしろ、救急医として誰もが当たり前にできることをしっかり身につけられる環境が特徴です。
私は「救急医としての基礎を徹底的に学びたい」と感じていて、それが亀田救急の大きな魅力だと思います。
亀田救急には、先輩方が作った「あなたを普通には育てない」や「一緒に走る」といったキャッチコピーがあります。
これらの言葉は、ここで基礎を固めた上で、自分なりの挑戦ができる環境を象徴しています。
たとえば外傷救急やカテーテル治療などを目指す方にも、院内で学び続けるチャンスがあります。
むしろ、救急医として誰もが当たり前にできることをしっかり身につけられる環境が特徴です。
私は「救急医としての基礎を徹底的に学びたい」と感じていて、それが亀田救急の大きな魅力だと思います。
亀田救急には、先輩方が作った「あなたを普通には育てない」や「一緒に走る」といったキャッチコピーがあります。
これらの言葉は、ここで基礎を固めた上で、自分なりの挑戦ができる環境を象徴しています。
たとえば外傷救急やカテーテル治療などを目指す方にも、院内で学び続けるチャンスがあります。

南房総地域では、3次救急を担う病院が少ないため、多種多様な症例が集まる現場です。
その分、どのような重症度の患者さまにも向き合い、ひとつひとつ丁寧に診る必要があります。
この環境で「救急医としての基礎力」をしっかり固められるのは、非常に印象的だと感じています。
その分、どのような重症度の患者さまにも向き合い、ひとつひとつ丁寧に診る必要があります。
この環境で「救急医としての基礎力」をしっかり固められるのは、非常に印象的だと感じています。
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