亀田総合病院を目指してくれている皆さんへ

初期研修医
地域ジェネラリストプログラム
松本 佳大
こんにちは。亀田総合病院の初期臨床研修医地域ジェネラリストプログラム(通称:安房レジ)の松本佳大です。
あなたは将来、どうなっていたいですか?
突然ですが皆さんが医学部に入ろう、医師になろうと思ったきっかけはなんですか?
私が医師を志したきっかけは、弟が低出生体重児として生まれすぐにNICUに入室し、医学的な管理がなされていたという経験があることです(今は元気に大学生をやっています)。現在もそのような経緯から、将来的に医学的な問題で困っている子どもたちの力になりたいと考えています。
今回この文を執筆するにあたり、自分の学生時代や研修始めたてのころを思い出していました。特に初期研修始めたてのころは右も左もわからず、落ち込むこともありましたが、このような目標があったことから、忙しくてもめげずにやってこられたのではないかと考えています。
今は授業と、試験に追われる忙しい日々を送り、初心を忘れかけていることもあるかと思いますが、将来的に何をしたいのか、10年・20年・50年後どうなっていたいのか、ぜひ改めてイメージしてみてください。苦しいときに頑張る糧となってくれると思います。(マッチングでも役に立ちます)
ぜひ「こうなっていたい」を見つけ、芯をもって一緒に成長していきましょう。

初期研修先を選ぶにあたって
このHPを見てくださっているということは、当院の研修プログラムにも興味をもっていただけると考えますが、その他の病院も含め多くの選択肢があり、医師として仕事を始める貴重な2年間をどこで過ごすべきか、とても迷うのではないかと思います。実際、自分も研修先の選択はとても悩みました。そこで、一例として自分が重要視したポイントと、研修を始めて重要だと思った点をまとめてみました。見学の際に参考にしてみてください。
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今後の医師人生でどこに行っても恥ずかしくない臨床能力と知識の土台を作れる
→ 指導体制はどうか、研修医の裁量権はどの程度あるか、フィードバックはあるかなど
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一緒に働きたい、尊敬できると思える人がいる
→ 研修の2年間をきちんと完遂することが何よりも重要です。自分と相性が良さそうな人がいる、気軽に相談できる環境であるかなど
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自分の将来の目標を語ることができ、そのロールモデルとなる人がいる
→ 初期研修2年間は3年目以降のキャリアについて決める最後の猶予期間とも考えられます。はじめから決まっていればまっすぐ進んで行くことができますが、選択に悩んでいる場合は将来の目標に近い考えを持っている・経験がある人の意見を聞くことも参考になります。
地域ジェネラリストプログラムについてご紹介
私が所属する地域ジェネラリストプログラムは、2次医療機関である安房地域医療センターを主体として、日本トップレベルの家庭医教育を行っている1次医療機関の亀田ファミリークリニック館山、3次医療機関の亀田総合病院を行き来することで、2年間のうちに幅広いsettingでcommonからspecialized、acuteからchronicまで様々な疾患が経験できるプログラムです。
家庭医に興味がある方はもちろんのこと、留学、公衆衛生、研究に興味のある方、初期研修でgeneralに診ることを目標としている方にもとてもおすすめです。
興味があれば、ぜひ見学にお越しください!その時は目標や将来の展望があればぜひ一緒にお話しましょう!