夢に向かって一歩踏み出す皆様へ
初期研修医
地域ジェネラリストプログラム
安田 友子
こんにちは♪
亀田総合病院の初期臨床研修医地域ジェネラリストプログラム(通称:あわレジ)の安田友子です。
突然ですが、皆様の「夢」は何ですか?
試験が続く大学生活や日常に追われていると、どうしても目の前の事で精一杯になってしまいがちです。しかし、はっきりとした夢を持っているというのは必ず自分の軸となり、やる気や、辛い時の支えになってくれます(マッチング前の面接にも役立ちます)。
私は発展途上国で長年暮らしてきましたが、その中で学んだことの一つは、「貧困に悩まされる人間は、明日への不安に駆られ、将来の夢について考える余裕が無くなる」という事です。日本の様な裕福な国で、大学に行ける恵まれた環境に生まれた私達だからこそ、無限大の夢を持つ事ができるのです。
あなたはなぜ医師になろうと思ったのですか?50年後、何を達成していたいですか?ぜひこの夢という宝物を大切に育ててください。
研修先を選ぶ基準
さて、初期研修というのはその夢に向かって基盤を作り、自分の医師としてのアイデンティティを見つける重要な2年間です。見学してくださった学生さんに「何を基準に研修先を選ぶべきか」とよく聞かれます。そこで私の考えをまとめてみました。
- どこへ行っても、恥ずかしくない臨床能力と知識を身に付けられる場所。
- 患者さん・ご家族・コメディカルの仲間と協力し、上手にコミュニケーションをとる習慣と技術を身に付けられる場所。
- 仲間になりたい、一緒に働きたい、尊敬できると思えるロールモデルがいる場所。
- 自分の夢を語る事ができ、応援してくれる人達がいると思える場所。
地域ジェネラリストコースのPR
ちなみに、私はあわレジになって本当によかったと思っているので、地域ジェネラリストコースの広告も書かせていただきます。
健康教室などを含めた予防医療、家庭医の最先端でもある1次医療機関の亀田ファミリークリニック、2次医療機関の安房地域医療センター、そして3次医療機関の亀田総合病院・・・様々な視野からの医療をcommon からspecialized、acuteからchronic まで幅広く経験できる素晴らしいコースだと思います。医師に限らず、看護師やリハビリの方など、皆が研修医を育ててくれます。
そしてなによりも、EBMに基づいた臨床を学びながら、論文・研究、公衆衛生、留学、心理学など様々な考え方や生き方をされている先輩や同期とつながる事ができます。この様な人とのつながりは、同じ安房・鴨川地域で働くことでしか得る事のできない貴重な財産だと思います。
興味があれば、ぜひ見学にお越しください。そしてその時お互いの夢について語り合いましょう。お待ちしています!