入職4年目の「臨床検査技師(超音波検査室)」にインタビューしました !

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当院を選んだ理由は?

学生の頃から、認定資格である超音波検査士の取得を志していました。
そのため、豊富な症例数1年目から超音波検査をしっかり学べるという教育体制に魅力を感じ、入職しました。

お仕事の内容を教えてください?

主に、クリニックや病院でさまざまな領域の超音波検査をしています。
腹部、乳腺、甲状腺、血管など、検査領域は多岐にわたります。
超音波検査以外にも、人間ドックでの採血生理機能検査業務も行っています。

4年目になり、現在はオンコール業務や後輩への超音波検査の指導も任せていただけるようになりました。
最近は教えることの難しさを日々痛感していますが、後輩の「わかった!」の声や笑顔を見ると嬉しくなりますね。

職場の雰囲気は?

経験・知識が豊富な技師が多く在籍しており、皆さん優しく教えてくださいます。
分からないところや一緒に確認してもらいたいところがあっても、聞きやすい雰囲気があります。

個人的には、珍しい症例や頭を悩ませる症例に出会ったとき、その超音波画像・所見についてディスカッションすることもあります。
経験豊富な先輩方の話を聞いていると、「なるほど、そういう読み方をするのか」「もっとここを観察しておけば良かったのか」と、着眼点がとても勉強になります。

そういう話ができる環境はありがたいですね。
また、若手は超音波検査士を志して入職している人が多いためか、意欲的な人が多いと感じます。
業務が落ち着いた時間になると、症例や検査手技について技師同士で教え合い、切磋琢磨(せっさたくま)しています。

仕事のやりがいは?

超音波検査は、簡便性・非侵襲性(ひしんしゅうせい)・リアルタイム性から、腹部症状の一次スクリーニングとして選択されることが多くあります。

モニターに映る超音波所見や、患者様が語られる言葉・表情を観察しながら検査を進めていきます。
患者さまの病気の第一発見者となることもあり、責任の重さを感じますが、同時にやりがいも感じています。

特に急性腹症では、迅速な検査・診断が求められるため、自分が捉えた超音波所見が臨床診断や治療方針の決定につながったときに、深くやりがいを感じます。

亀田だからできる挑戦はありますか?

亀田の超音波検査室は学術的活動を奨励しており、学会発表などに対するバックアップが手厚いと感じています。
入職して4年目ですが、既に2度学会発表をさせていただきました。

それも、経験豊富な先輩が在籍し、珍しい症例が多く集まる病院だからこそできる貴重な経験だと思います。

もちろん最初は、発表の構成や抄録の書き方など、右も左もわからなかったのですが、直属の上司だけでなく、さまざまな科の先生が指導・助言をくださり、発表を成功させることができました。

学術的活動はこれからも続けていく予定です。
今後は論文投稿にも挑戦したいと考えています。

また、入職前から目標としていた超音波検査士(消化器領域)を、最短である4年目で受験することができました。
現在は合否待ちですが、取得できた際には、他領域の超音波検査士も取得したいと考えています。

臨床検査技士(超音波検査室)のインタビュー動画をYouTube動画でも紹介中!

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