薬剤テクニシャンってどんな仕事?

薬剤テクニシャンの役割は?

薬剤テクニシャンは、薬剤師の指示の下、薬品の取り揃えなどの調整を担い薬剤師の補助業務を行っています。欧米ではテクニシャン制度が導入されていますが、日本ではまだ導入されておらず、また薬剤師と違って国家資格のようなものはありません。
薬品の取り揃えなどの各種調整、薬剤師の最終確認が終了した薬品の供給および配薬カートへのセット、調剤機器のメンテナンス、納品された薬品の薬品棚への補充などを行っています。
外来部門では、薬局窓口で患者さまの一次対応も行っています。
また、各種業務集計などアシスタント業務も一部担っており、薬剤師がより専門性を活かす業務へシフトできるようサポートしています。

担当している業務は?

入院患者さまへ供給する内服・外用薬・注射薬の取り揃え業務を主に行っています。
あとは薬剤師の最終確認が終了した薬品の供給および配薬カートへのセット、医師や看護師からの電話問い合わせの一次対応も行っています。
最初は、薬品を扱うという責任感や電話対応、専門用語などを覚えるのが大変で何回も先輩方に聞いたりしていたのですが、今ではもう薬剤師から「パーフェクトにできているよ!」と言ってもらえています。

入職したきっかけは?

入職したきっかけは、亀田総合病院という地元では一番大きな病院であったことと、薬剤テクニシャンってどういう仕事をしているのか気になって、職場を見学させていただきました。医療関係に携わりたかったため、チャレンジしてみたいという思いが自分の中ではあってここを選びました。

職場の雰囲気は?

職場の雰囲気はみんなで協力してやっていく仕事なので、迷ったことがあっても聞きやすい職場です。時には厳しく指導してくれる人もいるのですが、そういう方のおかげで自分も成長できているのかなと思います。

研修制度は?

研修制度については、入職後4カ月間は薬剤部内の入院と外来部門、内服・外用薬の調剤部署と注射薬の調剤部署をローテーションして研修します。
5カ月目以降は、研修した部署をもう一度ローテーションして習熟度を高めるのと合わせて、最終的には薬剤師による評価を受けています。
分からないことがあっても気軽に聞けるので、自分も本当に分からないことばかりでどうしようと思ったくらいだったのですが、 優しい先輩方が支えてくれてここまで来られたのかなと思います。

例)2024年度 薬剤テクニシャン研修スケジュール

やりがいや苦労したことは?

命に関わる薬品を扱うという責任感や間違いを起こせない仕事なので、最初の頃は本当に苦労したのですけれども、取り揃え等の調整のスピードや電話の対応とかがどんどん速くなっていくにつれて自分の成長を感じられて嬉しかったです。

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